お知らせ

●2009.8.20

都道府県ごとの保険料率

9月から都道府県ごとの保険料率に移行します

 

 

現在、健康保険の保険料は全国一律8.2%ですが、来月9月より、都道府県ごとの保険料率に移行されます。
全国一律の保険料では、疾病の予防等の地域の取り組みにより医療費が低くなっても、その地域の保険料率には反映されないという背景がありました。
都道府県ごとの保険料率は、こうした背景を踏まえ医療制度改革の一環として導入されました。
これにより、都道府県ごとの医療費の違いが反映され、疾病予防により地域の加入者の医療費が下がれば、その分保険料を下げることが可能となります。

 

都道府県ごとの保険料率は、相互扶助や連帯の観点から、都道府県間で調整され保険料が設定されます。
中高年齢層の割合が高いなど年齢構成の違いにより医療費の差や、所得が低いため保険料率が高など所得水準の違いが、反映されるわけではありません。
一方長寿医療制度の支援などの高年齢医療負担については、全国一律の保険料として反映されます。

 

都道府県ごとの保険料率で、一番高いのは北海道で、8.26%、一番低いのは長野で、8.15%となっています。福島県は8.2%です。
9月からの円滑な移行を図るため、平成25年9月までは都道府県間の保険料率を小さくした上で、保険料率を設定するそうです。
今年度は、実際の保険料率と全国平均の保険料率(8.2%)の差が、1/10に調整されています。

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