出産育児一時金が見直しされます！
緊急の少子化対策として、平成21年10月1日から平成23年3月末日までの出産に関して、出産育児一時金が42万円支給されることになります。
現在出産育児一時金は、産科療養補償制度に加入している医療機関で出産した場合、38万円支給がされています。
産科療養補償制度とは、重度脳性麻痺となった小児に対し速やかに補償を行うとともに、重度脳性麻痺の発症原因を分析して再発の防止に役立てることを目的として始まった制度であり、この制度の掛金として、38万円中3万円支給されているのです。
平成21年10月からはこれにさらに4万円が支給されます。42万円中3万円は産科療養補償制度に対して支給されるものなので、実質、パパ・ママに支給されるのは39万円ということになります。
合わせて、10月からは出産費用に出産育児一時金を直接充てることができるよう、原則として、各医療保険者から直接病院などに出産育児一時金を支払う仕組み改められることになります。今後は事前申請をしなくて済みますので、さらに、妊婦さんの負担が減ってきます。
ただし、この42万円の措置は平成21年10月1日から平成23年3月末日までの出産に対する時限措置（期間限定ということ）となっています。
どんなときにも安心して出産できるよう、時限措置が延長されるとよいですね。
※産科療養補償制度について詳しくは、こちらをご参照ください。
